KANTA CANTA LA VITA

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2005年 09月 28日

眠い眠いと言いながら。

歯を磨いていたら完全に目が冴えてきました。
頭は冴えてませんがこれが通常という意味では正常です。

グッドフレンド猥(わい)君に指摘され気づきました。
同じEXBLOGユーザーの友人がいますのでリンクしてました。
エキサイトブログというところのsana ne?というのがそれです。
トルコ語を巧みに操り、バスケットボールでは群を抜き、美術にも触手を伸ばす旺盛な友人shundogのブログです。

彼、Merhabaって言ってますけど、これはトルコ語で、日本語で言うところの「こんにちは。」みたいな最も一般的なあいさつなのですが、僕も一度トルコ旅行をしたことがありまして、そのとき手にしたモノの本(黄色くて青い旅行本)によると、これはアラビア語が語源の言葉で、正確には「お前の周りに拡がりはあるか?」という意味らしいのです。お前の周りに拡がりはあるか?イスラムってすごいなあと痛感した瞬間でした。大阪人が、「儲かりまっかー?」「ぼちぼちでんなー。」言うてる間に、アラビア語圏の人たちは、「どう?最近拡がってる?」「う~ん、まあまあかな。そちらはどうかね?」と抽象的ではありますが下世話な金勘定とは違う精神世界のようなところへ会話の始まりに突然入っていくのです。まったく未知ではありますが、奥が深そうです、トルコ語。

と感じ入っていたのですが、よくよく考えると大阪人の一見品のない挨拶にも、意味の余裕というか解釈の幅みたいなものが感じられるということに、まさに今、気づきまして、これはこれで深い味わいがあるように思えてきました。社会の青二才である僕はまだこの挨拶を自然に使えたことがないのですが、それこそが僕の青二才たることのゆるぎない証拠なのですね。ごめんなさい、大阪人はじめ関西の方々。田舎者の遠吠えとお見逃しくださいまし。

近頃の僕の周りに拡がりはあるのでしょうか?そしてあなたの周りには?

メルハバ。

「メルハバ」の「-ハバ」が「幅」に思えてきました。また眠くなってきたようです。

何の話でしたっけ? あ、そうだ。これからもsana ne?とともにKANTA CANTA LA VITAをよろしくお願いします。

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追記:それに較べてイタリア語の"Ciao."は、「こんにちは」から「さようなら」、「おっす」から「ほんじゃあね」まで一通りこの一言で済んでしまう使い勝手のいい単語ですが、原義をたどると「奴隷、忠実なる下僕」の意味のイタリア語"schiavo"のヴェネツィア方言"s-ciao"という単語が語源であることがわかります。つまり、イタリア語の一般的な挨拶「チャオ」からは、「僕は君の下僕さ。」「いえいえ、私があなたの奴隷よ。」と言い合い、お互いを敬う構図が明らかになるのです。アラビア語、大阪弁、イタリア語、それぞれの挨拶の発生の仕方がこうも違うのかと驚く一方で、人々に一番身近な挨拶の向こう側に何か見えるような気がします。それが何かはさっぱりわからないですけどね。

追記2:日本語の「こんにちは(今日は)」、「さようなら(左様なら)」から考えられるのは何でしょう。日本人は暗黙の了解省略するんですかね。

追記3:引き合いに出すのも失礼な話ですが、今、井上ひさしの『私家版 日本語文法』という本を読んでます。学校教育における国語の授業をこうすれば少しは面白いと思う学生も増えるだろうという考えの下、彼独特の軽妙な語り口と絶妙な切り口でわれらが母国語を噛み砕いています。そのせいもあるはずです、近頃言葉が気になるのは。
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by kantacantalavita | 2005-09-28 02:04 | 親愛なる日記 | Comments(2)
Commented by ecaep_dlrow at 2005-10-07 17:34
こんにちは!そしてすみません!この記事見逃していました・・・こんなに大々的に紹介していただいてありがとうございます。
昨日はほんとに楽しかったですね♪あんなに楽しいひと時をかんたさんと過ごせる時間が少ないことがとても寂しいです。いやでも僕はほかのみんなより幸せかもしれないですね。僕がトルコに行けば近くなるんですもんね♪日本にいる時間で暇が合えばまた楽しみましょーね☆
Commented by kantacantalavita at 2005-10-07 19:49
イスタンブールの魚屋さんで、その場で簡単に焼いたり揚げたり料理して食わせてくれるところがあったはずだからそこで飲み会しようね。


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