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KANTA CANTA LA VITA

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2005年 10月 14日

意味がわからん。

約束の月曜日からすでに5日が過ぎ、あまりにも困惑しております。あまりにも不安です。不安すぎるので今日のお昼にフランチェスコ・ピタッシオ先生に状況はどうなっているかをうかがうメールを送りました。

びっくりしてものも言えません。すぐ返事が来ました。ずっと前にわかっていたことを連絡するのを忘れていてそれを僕からのメールで思い出し慌ててメールを送信した、そんな感のあるタイミングです。しかしいずれにしろ返事が来たことで喜んではおります。内容は決して諸手をあげて喜べるものではありませんが、今の僕には返事が返ってくること、イタリアにいる大学関係者の誰かとメールのキャッチボールができることが何よりも生活の原動力となります。以下、そのメール。

"Gentile Sig. Shibata,
la Segreteria della Facolta' di Lettere e Filosofia mi ha assicurato di avere gia' trasmesso tutta la documentazione necessaria alla Sua iscrizione ai corsi singoli al Consolato del Giappone.
A ogni buon conto, ho nuovamente inviato l'elenco dettagliato delle Sue
richieste alla Segreteria stessa, cosi' che possano controllare la correttezza delle procedure.
Mi tenga aggiornato,
Cordiali saluti,
Francesco Pitassio"

「拝啓 柴田様
文学・哲学部事務局で確認しましたところ、あなたが単科コースに登録するために必要な書類はすべて、すでに在日本イタリア領事館に送付されたとの事です。
いずれにせよ、あなたの要望の詳細なリストを同事務局に再度送ってありますので、手続きが公正であることを彼らは確認するでしょう。
現況をご報告ください。
敬具
フランチェスコ・ピタッシオ」


ううむ、意味がわからないのは我が愚訳でせいだけではないように思われます。

おさらいしますと、僕が東京のイタリア文化会館に提出した書類一式は大阪の在日本イタリア領事館を通じてイタリアのボローニャ大学に送られ、そこで一応の審査を終え再度大阪の領事館に戻ってくるということでしょうか。戻ってきたらどうなるか、審査に無事通ったのかどうかがさっぱりわかりませんし、懸案の受入確認証については一言も触れてありません。

領事館に確認していないのでわかりませんが、これまでの経緯から推測するに、おそらく大学側は受入確認については最後まで出すつもりはないのでしょう、審査済みの書類、あるいはその結果を領事館に送ることで仕事は完了したと思っているはずです、やらなくてもいい仕事は極力しない彼らです、義務付けられていない受入確認証の発給など絶対にしないのです、それならそれでまったく僕は構わないのですが、怖いのは大阪のイタリア領事館です、これまで提出が必須であった書類が要らなくなったなどと、自分の発言を覆すようなことを果たしてするでしょうか、その辺の融通の利かなさ加減は筋金入りですから、仮にイタリアから書類が届いていても、本人が大学の事務局から手に入れた受入確認証がなければ、ビザの発行どころか申請さえも許さない、だから結局大学との不毛のやり取りは果てしなく続く、そんな予感がほとんど確信に近いモノとなって僕の中から離れません。

まずは月曜日、イタリア領事館に電話してみます。またあの人と会話にならない会話をしなければならないのかと思うと素敵な週末を送れる気がしません。

by kantacantalavita | 2005-10-14 23:12 | 親愛なる日記


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