KANTA CANTA LA VITA

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2006年 03月 20日

Jazz for life

バレンタイン・デーにヌテッラをくれたnodakoさんとその彼氏フランシスコに自慢のティラミスを作ってお返しをしようとしたのですが、そういう「いざ」という時には多かれ少なかれ失敗する『KANTA CANTA LA VITA』です。

大人の味にしようと思ってブランデーと白ワインを入れすぎてクリームは固まらない、サヴォイアルディ(ティラミスに入れるフカフカのビスケット)に含ませるコーヒーを少なくし過ぎてぼそぼそになる、といった具合に散々でした。それでもnodakoさんは優しかったです。

ティラミス作りを含む菓子作りを含む料理一般は中々奥深いなあと痛感しております。学ぶことは多いのです。

今日19日日曜日はボローニャの郊外で開かれている中古レコード・CD市に自転車で行ってきました。the Beatlesの”Please Please Me”の英国オリジナル・モノラル(ゴールド・パルロフォン)が1800ユーロだったのが一番の衝撃ですが、その外にも、浪漫主義者(?)的運命論者(?)的傾向のある僕は、”Art Blakey's Jazz Messengers With Thelonious Monk”という最近気になる二人の共演レコードを発見し、CDはすでに例の図書館で借りてコピーして持っているにもかかわらず、この偶然の出会いに感動し、その上でそのレコードを手に取ってしばらく随分長い間見入ってしまう、という具合に楽しんできました。基本的に古いもの、変わらないもの、長持ちするものが好きなようです。「見入る=買う気充分」な訳で、盤面に傷がなければ間違いなく買ってました、40ユーロ。その店のおじさんもそうでしたが、フランス人がやたらと多く、同じくらいに英語も飛び交っていて、この中古市の規模の大きさとヨーロッパの中古レコード市場の規模の濃密さ(あるいは狭さ)のようなものを感じました。テロニアス・モンクのレコードばかりを狙っている僕を見て店のおじさんがどこからか随分古そうなレコードを持ってきて、「これは『買い』だぞ」的なことをフランス語で言ってます。僕も負けじと「俺が探しているのはカルテットではなくトリオだ、アート・ブレイキーが参加したトリオだ」とフランス語で言い返します。否。単に「トリオ、トリオ!!」と吠えてるだけでしたが、どうやら通じたようで、「残念だがあるのはカルテットだけだ」的な苦笑いを浮かべます。僕も100ユーロ以上するものを出されても困るだけなので、そそくさと逃げてきました。こういう趣味はもう少し大人になって、お金を持っている人になった時のために取っておいたほうが良さそうです。絞まっている首をこれ以上絞めるようなことは今はすべきではないことは明らかなのです。とは言え、あの古いレコードのずっしりと重い感触は非常に魅力的です。嗚呼、物欲。

ジャズに関しては、僕の無知さ加減は甚だしく、またそれ以上に世界が広すぎて深すぎて、若干困っています。なにかきっかけが要るなあ、という訳で、ジャケットの格好良かったアート・ブレイキー(幸運にもそのドラム・プレイもかなり格好良い)と名前の格好良いテロニアス・モンク(幸運にも僕のあごひげは彼のそれにやや似ています、似せようとしてます)をまとめて聴いています。チェット・ベイカーもジャケットとトランペットの演奏は素敵なのですが、ヴォーカルが甘すぎるのでやや敬遠しております。何かお薦めがあったら教えて頂きたいものです。

同居人カップルは結果的には「追い出される」という形で、家探しを始めたようです。大家に言う、という点で先越された感はありますが、僕も4月1日入居を目指し、アート・ブレイキーの熱いドラムで自らを鼓舞しながら頑張ります。
(2006年3月19日)
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by kantacantalavita | 2006-03-20 19:34 | 親愛なる日記 | Comments(1)
Commented by nodako at 2006-03-21 00:23 x
ジャズは私も好きです。うちではベタにマイルス・デイビスがヘビーローテーションでかかってますが。イタリア人のジャズピアニスト、ステファノ・ボラーニが参加しているJesper Bodilsen Trioはお勧めです。


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