KANTA CANTA LA VITA

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2006年 03月 30日

いきなり暑いくらいの春になりました。

コールテンのジャケットを着てなんか自転車に乗れないくらい暑いBolognaから『Kanta Canta La Vita』です。街中に半袖の若者たちが現れ始めました。友人は、ボローニャの春は一ヶ月しかないからね、と不敵な笑いを浮かべてます。


昨日、IKEA家具に行ってきました。かなり郊外ですが、自転車を駆って、ちょっとした遠足気分でした。

日本ではあまり知られてないかもしれませんが、少なくとも僕は知らなかったのですが、ヨーロッパでは家具と言ったらIKEA、IKEAと言ったら家具、そんなイメージさえあるようです。ベッドを探していると言ったら、十中八九、「IKEAには行ったか?」と聞かれます。確かに恐ろしい品揃えで、IKEAに行けば家財道具は全てそろう、そんな店で、本拠地はスウェーデンなのですが、デザインも素敵だし、素敵なものが多いし、大阪なら南港とか伊丹空港内とかにあるような店の雰囲気です。恐ろしい品揃えと言いましたが、店内は歩くコースが決まっていて、看板に従えば店内を隈なく見て回れる、見て回らされる仕組みになっていまして、それゆえに普段からあまり「大量のモノ」に触れていない僕のような田舎者は、レジに着くころにはほとほと疲れ切ってしまいます。当然そうした店の仕組みにも店側の「考慮」がなされていて、疲れてきたり、子供が愚図り始めた頃にちょうどうまい具合に店内に併設されたIKEAレストランにたどり着くようになっています。大量にモノを買わされて、そのうえ飯まで食わされる、すさまじいばかりの仕組みです。また、店内のあちらこちらにIKEA仕様の買い物袋が置いてあって、いつの間にかその袋を手にしている、さらに気がつけばその袋にモノがあふれそうになっている、そんなことが多々起こりそうな恐るべき家具屋です。昨日の僕は、買い物袋にもレストランにも、その誘惑に打ち勝つことができました。ベッドの下見に行ったはずなのに、観葉植物や食器に目を奪われていたのに気づいたときにはさすがにヒヤリとしましたが、少なくとも、手ぶらで「買い物していない客用通路」から脱出しました。

このIKEA、恐ろしいのはその先にまだ、更なる罠が仕掛けてあることです。IKEAレストランの食材が売られている小さなショップとそれに併設されたファーストフード店が、その最後の罠で、外界の光が見え出したところにそれはあります。不思議なもので、あれほど何も買わないぞと心に決めていたはずなのに、手ぶらでレジを通り、その店の前に着くころには、「こんな遠いところまで来て何も買わないなんて、単なる浪費だなあ。」などと思ってしまっているのです。まして、自転車でうろつくには若干暑すぎるくらいの日和です、冷えたビールには抗えませんでした。そんなわけで、本当の意味で店外に脱出したときには、安くてまずいホットドッグと缶ビールという形を帯びた「浪費」が僕の手の中にありました。その脱出と言いましたが、何か知らん、自分が果汁を搾り取られた果物の残りかすであるように感じられ、自ら店外に出てきたのではなく、おいしいところを吸い取られたカスとして吐き出されたような印象を受けました。

恐ろしいところです、IKEA。
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by kantacantalavita | 2006-03-30 23:25 | 親愛なる日記 | Comments(2)
Commented by ippei at 2006-03-31 18:50 x
かんたビールさん、
おひさしぶりです。
イッペイです。
3月24日に無事卒業し、25日に無事追いコンされました。
すでに東京に来ており、4月3日から新入社員です。
ごあいさつもかねて書き込みしました。
たれではありがとうございました。楽しかったです。
またどこかで会いましょうね。
それでは。
PS、実はたまに読ませていただいていますw

Commented by kantacantalavita at 2006-04-03 22:21
IPPEI、卒業おめでとう。どんどんおいらは追い越されていくなあ。またバスケしようね。OB戦だ!!!俺も早く仕事したああああい!!!!


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