2005年 07月 27日
やっぱりやっぱり、領事館の担当者は愛知万博に行ってて、今日電話した時点ではまだ書類ができてないとのことでした。催促に催促を重ね、明日中には何とかしてほしい旨を伝えました。東京のイタリア文化会館は、どうにか提出の予約を明後日に取ることができましたが、肝心の書類があるいは揃わない、なんていう事態も想定しておかないといけない羽目に、思いがけずなってしまいました。領事館は写真証明のときとは違う職員さんが担当で、書類申請のときは言葉の端々に毒をこめながらも穏やかに精一杯対応してくれて、良い人もいるもんだなあと感心していた矢先のこの一件。気は抜けません。完全に相手はイタリア人です。あすこは日本ではないというのはどうやら事実のようです。 といった一連の出来事が今日の午前中に済んでしまったので、今日は健康診断と歯科に急遽行ってきました。同じ時期にイタリア留学を目指す野村くんと、今日の午前中の出来事について電話で話していたときにたまたま彼が教えてくれました。健康診断書なるものをロータリークラブ本部に、留学出発の少なくとも二ヶ月前には提出しなければならない、ということを。ううむ。これはどう考えても僕の出発は、9月末以降になりそうです。 【健康診断】 信じられないことですが、当日予約なしで、触診と問診で診断書を書いてもらうことができました。玄関から入って玄関から出るまでの所要時間、15分という驚異の記録を図らずも打ち立ててしまいました。大丈夫なのかしら、僕の身体と診断書。 【歯科】 歯石を取ってもらうだけのつもりが、虫歯も3つ(すべてC2)見つかり、これからの日程も考慮に入れて全部今日処置してもらうことに。思えば、歯医者は小学校以来でして、考えようによっては小さな虫歯が3つで済んでよかったと言えるのかもしれません。20代も後半の中盤にさしかかり、自分の身体をもう一度チェックし直すには良い時みたいです。驚いたのは15年以上前の地方都市の周辺都市のベッドタウンの周辺市町村の小さな歯科医と、現在の大都市の近隣都市の若手歯科医では、その設備もスタッフもあるいは考え方までもまったく別世界の夢物語のようであったということです。今回の僕の治療についてだけ言えば、痛みはほとんど伴わず、時間も短時間で済み、そして思いのほか治療費が安かったということです。待合室も診療室も明るく、横になった際に目に映るのは青空(柄の天井)。スタッフは皆若く清潔感にあふれ、丁寧な上に愛想がよい。そうした中で、自分の身体をきれいにしてもらっていることを感じながら、月一は無理でも半年に一回は定期検診してもらおうかなぁなどと考えている自分に気づきました。それくらい心地良い時間を過ごしてきました。時間とお金が許せば、今回の機械では除去し切れなかった歯石を手作業(?)で取ってもらうために再訪したいと考えています。 気になっていた歯列と親知らずですが、前者に関してはうまく付き合っていけば現時点で問題はないこと、後者に関してはレントゲンによって判明したのですが、下顎はその深いところで完全に横向きになっていること、上顎に至っては親知らずそのものが存在していないことが確認できました。診察前に比べ、まったく自分の歯の状況がわかっていないという状況からは一歩抜け出し、幾分親しみを持って自分の歯と付き合っていけそうです。 そんなわけで、月並みですが、目から鱗の今日の午後でした。
by kantacantalavita
| 2005-07-27 22:22
| 親愛なる日記
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イタリアのお宝発掘集団『大阪ドーナッツクラブ』。人呼んでODC。シネマテークについてのコラムを担当してました。 大阪ドーナッツクラブ公式ブログ(代表によるブログ) 『Kanta Canta La Vita』が所属する上記「大阪ドーナッツクラブ」の代表で、FM802DJポンデ雅夫のブログ。 かのうとおっさんの「ああ密談」 大阪ドーナッツクラブメンバー有北クルーラーのもうひとつの顔。 映画保存協会 日本の映画保存のある部分は、この協会が支えています。 アトリエ・マニューク 映画と映画保存とその周辺(例えばビールとか俳句とか)について書くならば僕はこうしたい、それがこのHPにあります。 赤海老ログ 本職は歌手なのに、僕にとっての彼ら二人はワインの先生です。Colli Bolognesiを共有(共憂)をしてます。 C'è profumo 日本人音楽家の多いボローニャにあって、飲み会でしか会ったことがない友人yukaちゃんのHP。ピアニスト。 ホームムービーの日 NEWS 今こそ8mm。景色を映しただけで映画になる国、イタリアに8mmカメラを持って行きます。 The Internet Movie Database 誰が呼んだかIMDb、えらく重宝します。フォーマット検索とかは最近かなり気に入ってます。 all cinema ONLINE 映画検索に重宝してます。日本語表記はあてにならない場合もあるので注意が必要です。 チネテカ・ボローニャ Cineteca Bologna。ボローニャのシネマテークです。当ブログのカテゴリー『Cineteca Bologna』はこのシネマテークの当日の上映プログラム(概ね日本語)です。 ボローニャの映画館情報(2torri.itより) チネテカ以外の映画館情報。ボローニャにはこんなにたくさん映画館があるんです。 ボローニャの図書館検索 ボローニャには相当数の図書館がありますので、映画という19世紀以降の芸術を研究する僕のような学生が探す本は大抵見つかるはずです。 イタリア国立映画博物館 Museo nazionale del cinema。トリノ。2006年8月に聖地巡礼的に訪れた際には、その建物(モーレ・アントネッリアーナ)の頂上でエレベーターが作動しなくなり、急遽ヘルメットをかぶって徒歩で地上に降りるという映画的に稀有な体験をしました。 チネテカ・イタリアーナ Cineteca italiana。ミラノのシネマテーク。「見せるための保存」を目指しているとのことで、近年新しい上映室が増設されたようです。その名に「イタリア」を冠していることからもわかるようにその歴史はボローニャのそれよりずっと古い。 チネテカ・デル・フリウリ Cineteca del Friuli。北イタリアのフリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州ウーディネ県ジェモナにあるシネマテーク。このブログでも報告したポルデノーネ無声映画祭はこのシネマテークが中心になっています。イタリア国内に5つあるFIAF加盟団体の中では最もマイナーなイメージがあるが、実は違いそう。行ってみたい施設のひとつ。 チネテカ・ナツィオナーレ Cineteca nazionale。ローマにある映画実験センター。国立の映画学校で、そのシネマテークはローマのど真ん中トレヴィの泉近くにあるとか。ミラノ、ボローニャ、ローマ間では上映用のフィルムのやり取りが多いように感じてます。 東京国立近代美術館フィルムセンター 日本におけるシネマテークとは何か?考えてみます。常設展や特別展は、何時間でも過ごせます。 シネマテーク・フランセーズ Cinémathèque française。説明無用(?)、世界中のシネフィルの聖地シネマテーク・フランセーズ。2005年、多くの映画人が通ったシャイヨー宮からベルシーに移転し新しい建物になりました。写真を見た限りですが、ものっすごくきれいみたいです。住みたい。 ドイツ映画博物館 DEUTSCHES FILMMUSEUM。フランクフルトにある映画の博物館(そのまま)。ドイツ語も勉強しますか。ドイツと言えばムルナウ財団は、ボローニャのシネマテークの上映でもしばしばその名前を目にします。 オランダ映画博物館 FILMMUSEUM。アムステルダムにある映画博物館。上記ドイツ映画博物館と一緒に訪ねてみようかと計画中。学生でも6.50ユーロ、会員でも4.50ユーロとはちと高いか。(英語あり) Antonio Pignottiコレクション 2006年の「ホームムービーの日(in Italia)」で映写機などの展示をしていたコレクターの方です。いつの間にかリンクしてくれていたので、晴れて初めてイタリアのHPと相互リンクになりました。(イタリア語) Planet World 大阪梅田のシネマテーク。大阪にプラネットありと謳われた「生きた」伝説。 Planetary Film Archives 上記プラネットのフィルムアーカイブです。資料整理のお手伝いをしました。 internet bookshop ITALIA イタリアの本が買えます。バカンスシーズンやその前後を除けばかなり信頼度は高いです。送料も高いですけど。 日本の古本屋 現実世界での古本屋めぐりも好きですが、電脳世界のほうが欲しい本がみつかったりします。 comfm.com イタリアのラジオがネットで聞けます。生のイタリア語を欲してる方にはお薦めです。 RADIO MARGHERITA イタリアのポップミュージックを新旧問わずに流しまくる秀逸なHP。ホームの下のところにある「Ascolta Radio Margherita (マイクの絵)」をクリックすると、Windows Media Playerで聴くことができます。 NHKラジオイタリア語版 その日のニュース約5分と曜日ごとに決められたテーマ約10分をイタリア語で聞くことができます。他の言語もあり。イタリアのラジオに比べ、音声が安定しているように思えます。 Consorzio Vini Colli Bolognesi ワインは全く無知に等しいですが、なぜかしら「おらが村主義」は大切にしていたいのです。日本で一番「ボローニャの丘」について詳しい人になりたいです。「ボローニャの丘」ワイン協会のHP(伊語or英語)。 大相撲 がんばれ力士。 インターネットでモンドリアン こういうのも好きです。 氷温熟成 Bravo! KANTA このビールを評したずっと年下の女の子曰く、「苦味の奥に甘さがある」。ううむ。僕のことを言ってるのでしょうか。 Google日本 何かと便利。 Wikipedia Japan 何かと便利。 以前の記事
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