KANTA CANTA LA VITA

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2006年 07月 21日

mago pancione、あるいはハクション大魔王としての悲劇

"mago"は「魔法使い」、"pancione"は「太鼓腹」、イタリアで『ハクション大魔王』は『魔法使い太鼓腹』というタイトルで放映されていたようです。どうもどうも、魔法使いビール腹こと『KANTA CANTA LA VITA』です。ビールの消費量、消費の早さは魔法的でさえあります。

先日の誕生パーティで、アルコールが入って興に乗ったイタリア人4人が突然、日本のアニメーションの歌だと言って訳分からぬ歌を歌いだしました。
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Cambia le carrozze in carrozzine, Etccì
con le stelle fabbrica lampadine, Etcciù
Sbuccia senza mani le noccioline, Etccì
Auli, aule, tulilem blem blu.

日本から輸入されたアニメーションのテーマ曲は歌詞は当然ながら曲自体まで替えられてしまうことがしばしばであり(ああ、『北斗の拳』の伝説的「ユワッシャー」よ・・・)、酔いのせいもあって何を言ってるのか、何の歌かは即座には全く分かりませんでしたが、"Etccì"、"Etcciù"という掛け声(?)からどうやらくしゃみに関係する歌のようです。ええ、イタリアではくしゃみは「エッチィ」、「エッチュゥ」と発音されるのです。

日本のアニメーション?くしゃみ?完全に『ハクション大魔王』ではないですか。確かにつぼがどうとか言ってます。

「日本ではそのアニメ、『ハクション大魔王』っていうんだよ。日本人は多かれ少なかれ『ハックション』とくしゃみするんだよ。」

曲がりなりにも国際親善奨学生である僕は、ここぞとばかりに文化交流を図ります。皆、口々に「はっくしょん」と連呼します。なにやらおかしな雰囲気ではありますが、楽しいことに間違いはありません。いいぞ、いいぞ、イタリア人との飲み会でも笑ってられるくらいに成長したぞ。気を良くする僕がそこにはいました。

ところがその少し後で、同居人イレーネが、

「そうか、あれはくしゃみだったのね。」

「ん?」

「いや、ね。いつだったか、CANTAの部屋から叫び声みたいなのが聞こえるなあ、CANTAが日本語で独り言叫んでるなあって思って。ちょっと心配してたの。」

・・・ねえ、イレーネ。そういうのはその時言ってよ。てすると何か、君はしばらく僕が、独り言をブツブツどころか、叫ぶようにして言ってしまうタイプと思っていたのかい?勘弁してくれよ。

「はっくしょん」、「くしゅん」、「へっきし」といった具合に、日本のくしゃみにも個人差があるように、イタリアのそれも中々多様で興味深いです。マウロの彼女アレッシアはその細くて小さな身体からは想像できないようなくしゃみをします。

でぃぇぇぇぇぇぇぇぐじ。

それこそ僕は心配してしまうんですけどねぇ。
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by kantacantalavita | 2006-07-21 06:09 | 親愛なる日記 | Comments(4)
Commented by horigome at 2006-07-21 13:59 x
(笑) おもしろい話っすね! 独り叫び言て! カンタさんくしゃみ でかそうやし
Commented by kantacantalavita at 2006-07-21 18:51
ようよう、horigomeくん、ヨーロッパのレコード事情、映画のポスター事情、これには大変参っているよ。お金がなくって良かった、なんて言う始末。だぁぁぁぁぁぁくし!!
Commented by horigome at 2006-07-23 09:48 x
レコードもポスターも素晴らしいけど 本当におそろしい値段でしょ? (苦笑)
Commented by kantacantalavita at 2006-07-25 04:15
horigome君、たしかに。でも良い物は良いし、欲しいものは欲しい。困ったものです。


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