KANTA CANTA LA VITA

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2006年 11月 11日

ゆっくり歩いてたくさん水を飲む。

たくさん歩いてゆっくり水を飲むのかと思ったマリにタカハシはそう言いました、今日は久しぶりにずいぶん歩いた『KANTA CANTA LA VITA』です。

イタリアに来て間もない頃、この街を知るためにと泳ぐイルカのように当てもなく歩きまくっていた日々を思い出しました。

自転車のペダルが壊れて修理に出したら、受け取りは今日の17時以降とのことで、今朝は走らなかったのでちょうどいいやと歩き出したわけです。一件目の本屋で写真関係の本を立ち読みしてその中の一冊にイタロ・ザンニエールItalo Zannier著"Il sogno della fotografia"という新刊があって、「へえ、ボローニャでも教えた人かぁ。」なんて言いながら店を出て、ワイン屋を冷やかし、靴とジャケットを指を咥えるだけで買わないウィンドー・ショッピングをしながら、昨日からチョコレート・フェア開催中のマッジョーレ広場に向かいそこで試食して補給した栄養を「チョコレートで、サラミや葉巻やチーズや男性器やオリーブの実やトルテッリーニやらを模造するというのはどういうことなんだろう」とひとしきり悩んで消費して、シャツとネクタイのコーディネートを人々を参考にしながらああでもないこうでもないと考えつつ、チネテカの本館で開催中の写真展"Bambine e bambini(女の子と男の子)"を覗いて「いつかは人も撮ってみたいなあ」なんてブツブツ言ってたらその撮影者でe0017332_112504.jpgあるエンリーコ・パスクアーリEnrico Pasqualiについての言及を引用したパネルに目を移すとそこには先ほどのイタロが載っていて、しかも"quel pensiero neorealista snobbato dagli artisti"という文章でザヴァッティーニに触れていて、「なんだ、たまに外界に触れたら色んな生きた情報が入ってくるもんだなあ。」と感心してチネテカ図書館に向かいゆくゆくは訳したい本をコピーして、すぐ近くのつぶれた映画館を見ていたら急に思い立ってボローニャの映画館の写真を今日はデジタルだけど撮ろうということになり、そのつぶれた映画館EMBASSYから最寄のARLECCHINOに向かう途中で先日書いた冬眠熊のまさにその写真を見つけて「おう、これは一体どういう偶然だ。」なんて思いつつJOLLYを経由してちょっと気になるワイン屋をまた冷やかしてMEDIA PALACEからFULGORを通った辺りでフラッシュなしでは厳しくなってきたので諦めてサラ・ボルサの本屋で立ち読みして、急に欲しくなった本を探してフェルトリネッリ・インターナショナルに行ったら地下一階が様変わりしていて、去年の冬僕を癒してくれた「立ち読み用の椅子」がなくなっていることに時の移り変わりを感じて、さびしく自転車を引き取りにいこうとしたら急にワインが飲みたくなって、まあ我慢することもないかと「ボローニャの丘」を一本、最初に冷やかしたワイン屋Caffè Bazarで買って、自転車の鍵を増強して引き取って、コピー屋で図書館でコピーしたどっさりの紙を綴じてもらって、生ハムを買って帰ってきました。

イレーネの兄貴ダヴィデがやってきてイレーネの新品PCのセッティングをして一騒ぎして帰った後で、ブログの更新をして、イレーネと映画批評について少し話して今に至ります。

晩御飯に作ったナスとトマトソースのパスタがややしょっぱかったらしく、今はずいぶん水を飲んでいます。

そんな1日。たまにこれくらい気合を入れて、ダイ・ハードなブーツを導入するほどに気合を入れて街歩きをすると、世の中がちょっと変わって見えます。
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by kantacantalavita | 2006-11-11 11:31 | 親愛なる日記 | Comments(0)


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