KANTA CANTA LA VITA

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2007年 01月 10日

続・滞在許可証更新、いやいや僕は続いてほしくないんだ。

滞在許可が切れながらもボローニャにいます『KANTA CANTA LA VITA』です。僕が続いてほしいのは、その手続きではなく、滞在許可証本体の期限の方なのです。イタリア政府関係者の方で、日本語が読めて、その上で今この投稿を読んでいらっしゃる方がおられましたら、僕を告発する前に、自国のシステムを何とかしてください。

以前、『滞在許可証更新のための予約確認証』という記事を書きました。遅々として進まない手続きのための手続きへの苛立ちを、遅々として展開の見せない文章で表現したあれです。

結局は、あの時点ではできることは全てやったつもりでいて、そこそこの満足感とひとときの安心を謳歌する日々が続きました。後は予約日の2月1日を待つだけ、とね。

ところがイタリア問屋はそう簡単には卸しません。

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まずは初めに、情報提供してくれたボローニャの友人nodakoさんのブログ、次いで、自らの手続きは(腹が立つほどにうらやましいくらい)とんとん拍子で進んでいるにもかかわらず、困っている仲間にさらにさらに情報を提供しよう、検索からの漏れを少しでも減らそうと奔走してくれた友人coma-inuさんのブログを参照していただきたい。

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いったいどういうことか?

つまり、これまでクエストゥーラ(移民や外国人関係などを扱う警察)が一括で担当していた滞在許可関連業務を郵便局との分業制にシフトしたということです。シフトしたのは、釈然としないながらも飲み込むとして、なぜ60ユーロ近いお金がかかるんだ、その辺の苛立ちは友人nodakoさんも声高に叫んでいらっしゃるとおりです。そもそも、申請用の書類には大事なものも含まれているのに、警察関係じゃないところに預けて(警察もどうかわからんとはここでは言いません、言いたくありません)、本当に大丈夫なんですか?

色んな「灰色」があります。

「ほう、これでクエストゥーラの負担が減り、申請がスムーズになるんだね。」

僕もそう思います。
でも、システムを変えてすぐスムーズになったことなんかなかったはずです。

「あれ?『KANTA CANTA LA VITA』は更新手続きの予約日がもう決まってたんじゃなかったっけ?」

僕もそう思います。
でも、もはや完全に無意味です。

「おやおや、本当に申請だけでお金がかかるの?」

僕もそう思います。
でも、お金を掛けて万事解決なら、多少我慢する覚悟はあります。

「ううん、事前に担当者か誰かのチェックなしで郵送して、漏れがあったらどうなるの?」

僕もそう思います。
でも、そのときはお金を払っている僕らが損をするだけ、という思惑が見え隠れします。

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以前までの滞在許可証申請書類を配っていた窓口に行ってみました。

「郵便局にすべてある。」

すべてあるはずの最寄の郵便局に行ってみました。

「もうない。」

はは~ん、だいぶ先が見えてきました。先が見えないという先が見えてきました。何の例外もなく(少なくとも知る限りでは僕らのような予約済みの者も含めて例外なく)、突然法律を変えたものだから、今、郵便局には申請希望の人がどっと押しかけているんですね。新しく届いても、1時間から2時間でなくなる、なんて情報もあります。「もうない」と言われた郵便局に再度行きましたが、もちろんそうすぐに新しいものが届くわけもなく、

「まだない。」

「ないってどういうことなんだ?」

「ないものはない。」

「いつ届くんだ?」

「知らん。」

「目安はないのか?」

「来週来い。」

ふふ~ん。年末目前の手続き方法改正、クリスマス休暇絡みのゴタゴタ、その後に待つこうした混乱を予想して、年明けまで持ち越したのが仇となっているような気がとてもします。どうも深読みに深読みを重ねすぎて、マイナス方向まで来てしまったようです。申請の書類は手元にあるのにできないとはどういうことなんでしょう。言い訳できるものなのでしょうか。いいえ、期限が切れている者が絶対悪です。非常に困ります。

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で、この先には何があるのか、深読みが仇になったと言った舌の根も乾かないうちに考えてみましょう。

①申請用のキットを入手するのに、街中の郵便局を駆け回ることになる

②品切れ(某ゲーム機じゃないんですよ)が各郵便局で続出

③無料配布のはずのキットの入手に、競争が生まれる

④欲しがる人が街にあふれる(期限は疾風の如く過ぎ去り、申請は山の如くビクともしない)

⑤入手のための列ならぬ列が郵便局にでき始める

⑥キット獲得のための予約が必要になる

⑦予約用のコールセンターもつながらないという以前の状態に戻る

⑧法改正

あくまで予想ですよ。もちろん、ボローニャの冬のどんよりした雲が切れるように一発で解決することを望んでいます。イタリアには大いに期待しています。それでも・・・。

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郵便局を信頼できないできごと。年末が支払い期限だった水道代の請求書が3日前(もう今年です)に来ました。その期限切れの請求書を郵便局に持っていったら、当然のように支払いができました。彼らは「融通が効いていいだろう」とか思っているのかもしれませんが、その「緩さ」が信頼できないのです。昨年末、前世紀に投函されたロシア国内宛の郵便物が北欧のどこかのコンテナ置き場で見つかった、総量は数トンにも及ぶ、というような記事を目にしまして、ロシア側は、自国の責任を認めてなかったはずで、僕は大いに笑いましたが、つかの間でした。ちょっとまて、笑える状況にはない。配達物が消え(るとよく言われるが「恐らく」僕はその憂き目には遭っていないはず)、切手代だってマチマチ(同じ店でも売る人によって違う)なこの国に身を置いていることを考えたら全く笑えないのです。

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我ながら面白いことになりそうな予感がずいぶんします。「悲劇は楽し。」なんてタグ(分類)が最も豊富な当ブログの新しい1ページ。

もう少し追ってみます。イタリアの名誉のため正確を期しつつ。(あ、追わなきゃいけないのか)
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by kantacantalavita | 2007-01-10 08:21 | 親愛なる日記 | Comments(3)
Commented by TONO at 2007-01-10 13:53 x
イタリアて手続き系はほんま大変そうやな・・・
Commented by Yuka at 2007-01-10 19:27 x
私も見事に追い返されてばかりいます。。。こんな生活が続くと思うと正直ツライよね。。
私は年末から動いてるけど、全然受け取れないよ…。
靴職人Kさんと同じ時期に動いてればなぁ、受け取れたかも、と思うよ。
試験の準備があったから出来なかった。。。で、こんな状況。
なんか、1人で大量にキットを持って帰る人とかいるらしいし。
私ももう少し頑張って回り続けるよ…助け合い精神で(?)頑張って行こ~=_=
というか、来週の帰国、どうしたらいいんだろうか…。
Commented by kantacantalavita at 2007-01-11 03:04
Yukaさん、コメントありがとう。

本当に年末の自分の考えの甘さを痛感しているよ。

僕も海外旅行のためにはどうしても滞在許可要るんだけどなあ。参ったね。

何ならもう一回くらい法律が変わったほうがいいんじゃないか知らん。


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