KANTA CANTA LA VITA

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2007年 05月 09日

ルッツァーラ、あるいはザ・ザヴァッティーニ(Za Zavattini)

e0017332_7453337.jpg先日からトップページ右側の画像を変更しました。
『KANTA CANTA LA VITA』です。


映っているのはチェーザレ・ザヴァッティーニCesare Zavattiniで、最近とても仲良くしています。僕を救ってくれるのは彼であり、彼を救えるのは僕だ、そんな思いを胸に、日々暮らしております。


e0017332_7491746.jpgザヴァッティーニを取り上げた授業に参加しましたが、そこで見た参考映像は、彼が身振り手振りを交えて熱すぎるほどに吠えまくり、周りの若者たちがその熱さゆえに逆に興冷めしているという、刺激的なものでした。しかし僕は思ったものです、「あのジェスチャーは映画保存の先生と一緒だ!」。何という一致、やはりイタリアに来て、風は吹いているようです。選考漏れした修復のサマースクールだって、きっとザヴァッティーニが、「おいおい、俺との関係の構築さえもきっちりできねえ奴が、『映画の修復』だ?笑わせるねぃ(方言)!!」と言ってるんです。いずれも片手間にできるものではないことは初めから明らかだったのです。そう自己暗示をかけて慰める日々です。


彼の処女作『私のこと、たくさん話しましょうよ』の冒頭には次のようにあります。

著者の肖像

 書斎の机の上に私はあまり物を置かない。インク壷、ペン、数枚の紙、私の写真。なんと広いおでこ!この美しい若者はいったい何になるのだろうか?大臣、はたまた王様?
 厳格に切れ込んだ彼の口をごらんなさい、その目をごらんなさい。ああ、私を見つめるその思慮深い目!しばしば強烈な畏敬の念を抱き、私は言う。本当に私なのか?本当に私がこの若者なのだと言い聞かせ、私は自らの手に口づけをし、それからまた元気に仕事をとりかかる。彼にふさわしい私であるために。
Parliamo tanto di me, Tascabili Bompiani, Milano, 2003)

久しぶりに引っ張り出してきた、去年9月の彼の誕生日に故郷ルッツァーラを訪れた時の写真を見て、僕は一言。

「なんと広いおでこ!」

僕はいったい、何になるのでしょうか?

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【後記】ちなみに、同"Parliamo tanto di me"の初版は1931年で、ザヴァッティーニ29歳の時です。27歳くらいから書き溜めたものの編集だったと記憶しています。僕も近々29です。おいおい、こりゃ、俺も小説家デビューか?27歳から始めたブログの再編集でもするか!
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by kantacantalavita | 2007-05-09 07:41 | 親愛なる日記 | Comments(2)
Commented by masaya at 2007-05-09 20:10 x
ちょっと痩せたなぁ~
俺は激太りや!
Commented by kantacantalavita at 2007-05-09 20:49
masaya、コメントありがとう。
実はこの写真がピークで、さらに痩せたよ。顔はそうでもないけど。
と、言いたいところではある。


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