KANTA CANTA LA VITA

forsecanto.exblog.jp
ブログトップ
2007年 07月 09日

Il cinema ritrovato 2007(ボローニャ復元映画祭後記)

腑抜けている間もありません『KANTA CANTA LA VITA』です。

復元映画祭は、昨夜の『黄金狂時代』の野外上映でもって終了しました。チネテカの代表であるジャン・ルーカ・ファリネッリ氏の最後の言葉「また来年!」には感極まるものがありました。来年の今頃、僕はどこで何をしているのでしょうか。

去年の今頃は、映画祭期間中に友人が来て、家族が来て、竜巻のような日々だったのを覚えています。今年は、割と静かに集中できたと思います。その分、諸手を挙げての単なる「すごいすごい」の感動ではない、いまだ形にはなっていないけれども、「もやっとした塊」が自分の中に残ったような気がします。これを表現する言葉はもちろん今の僕は持ちませんが、まあこうして、日々を綴っていけば、ああ、あのときのあれがこれか、という実感がどこかで湧くかも知れません(湧かないかも知れません)。

毎日報告するつもりでいた「当日の記録」も、当然といえば当然なのですが、無理がありました。なんとか、今日になってすべて書き上げましたが、その日の「生」の感覚は失われてしまったのは残念です。さらに言えば、本当に単なる個人的メモでしかなく、報告になりえていません。俯瞰的なものは追々どこかで書こうと思います。

個人的なハイライトは、1907年特集のカラー編とニールセン特集とマタラッツォ特集、それにキューブリックの『博士の異常な愛情』の4k修復版でしょうか。日本が関わっているふたつのプログラムも刺激的でした。折に触れ、疑問に答えてくれる人が周りにいたことも良かったです。色んな人と話し、話さず、良い経験ができました。「目の当たり」にし、「肌身に感じる」ことは、これから何かの栄養になると思います。こぼしたことは多いですが、まあ良しとしましょう。

さて。

やるべきことは多く、やりたいことはさらに多いです。学ぶべきことは多く、知らないことはさらに多いのです。
[PR]

by kantacantalavita | 2007-07-09 02:39 | 親愛なる日記 | Comments(0)


<< シネマテークにしねまっていこ(...      Il cinema ritro... >>