KANTA CANTA LA VITA

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2007年 09月 12日

外部連載コラム裏話その10

賢明なる読者の皆様は、既に今回の最新コラムについて、ある種の胡散臭さを感じてらっしゃるのではないでしょうか。『KANTA CANTA LA VITA』です。

往々にして胡散臭い文章を書く私ですが、オランダ訪問の直後にニシン礼賛の文章「オランダに帰る理由」をこのブログ上で既に書いてしまっている為、コラムの結びの部分では、嘘偽りはないにせよ、どこか説得力に欠ける部分があるように感じております。

アムステルダム。正直に申しましょう。アムステルダムがどんな街かと聞かれたら、僕は迷わず答えます。

「春先から初夏にかけてのニシンが抜群に美味い街。そして、実は、素敵なシネマテークもある街」。

シネマテークの話は興味ないけど、食の話なら「食いつく」、そういう人は少なくないはずです。シネマテークは知らないけれど、ニシンなら知ってると言う人も多いでしょう。シネマテークに行ったことはないけれどニシンは食べたことはある、と言う人と、ニシンは食べたことないけれどシネマテークには行ったことがある、と言う人では、恐らく後者のほうが圧倒的に少ないのではないか知らん。シネマテークの歴史と普及率は、ニシンのそれに比べれば、所詮その程度のものなのです。たぶん。

万人向けの観光ガイドや旅行記とは異なり、シネマテークと映画保存についての、ちょっと込み入った物好きな読者向けのコラムである『シネマテークにしねまっていこ』は、どうしても胡散臭さが抜けません。空を飛んだり、写真を動かしたり、何か新しいことをする時、それが成功するまでは周りの人間に相手にされもしない。そういうことは歴史上でも起こり得たことです。我先にと争うようにして書かれることは少ないシネマテークについてのコラムは、そんな具合にして、稀代のおもしろ読み物と成るべく、ある種の胡散臭さを揶揄されながらも、ライト兄弟やリュミエール兄弟ばりの名声を手にする日まで、日夜研鑽を重ねながら向上を目指しております。

次回は、フランクフルトのフィルムミュージアムについてのお話です。
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by kantacantalavita | 2007-09-12 00:02 | 親愛なる日記 | Comments(0)


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