KANTA CANTA LA VITA

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2005年 12月 27日

髪が伸びるのと増えるのは同義ではない。

ひげはもじゃもじゃしてきたのに、髪の毛は依然少ない『Kanta Canta La Vita』です。

皆様クリスマスは如何様にお過ごしになりましたでしょうか。

僕は、24日はでジム・ジャームッシュ最新作『Broken Flowers』を見に行ってきました。一人で。上映が終わると、かなり広めの上映室には僕一人でした。映画はかなり楽しかったですけどね。

25日は面白そうな映画がなかった(コープス・ブライドでした)ので終日家にいて、いや、スーパーにエスプレッソを入れるための装置を買いに行っただけで、後は家で勉強してました。夜は新しい同居人がご飯を作ってくれました。日本人のカップルが新しい同居人で、彼氏はコック、彼女はオペラ歌手です。夕方になると彼女の練習する歌声を聴くことが出来ます。イタリアにいながらナカナカそういうものに触れる機会がないので楽しいです。

イタリアのクリスマスは至って静かなものです。皆家族で祝う傾向にあるからです。傾向と言うか伝統ですね。クリスマスとは元来そういうものなのです。静かにキリストの誕生を祝う。日本のそれとはずいぶん違います。まあ、いずれにしろ、家族もなく、友人も少ない今の僕に出来ることはそう変わりがないのですけれどもね。

滞在許可証の申請を明日に控え、やや緊張しております。事と次第によっては、年明け早々、皆様に日本でお会いすることが出来るかもしれません。そうならないよう祈ってはいるのですが。


年末年始は30日からローマに行く予定です。友人宅に滞在します。でも年明け早々にボローニャのcinetecaで観たい映画があるのですぐに戻ってくる予定です。今の僕には、クリスマスより、お正月より、友人宅滞在より、何より映画が優先事項なのです。イタリア人には変な日本人、ってよく思われますけどね。

そんな日々です。

どうやら今の家では、過去の住人がネットをしていた形跡があるので、調査する必要があります。

今晩は、ジャームッシュの『ダウン・バイ・ロー』とクローネンバーグの何かを見に行きます。イタリア語で『ダウン・バイ・ロー』は、daunbailoと書きます。すごいですよね。同じローマ字とはいえ、そこまでするんですもん。

では、良いお年を。
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by kantacantalavita | 2005-12-27 21:18 | 親愛なる日記 | Comments(5)
2005年 12月 20日

引っ越しました。

昨日でイタリアについてからちょうど一ヶ月でした。その前日に一ヶ月住んだ家から引越しをしました。落ち着いたような落ち着いてないような、それでも日々、イタリアはボローニャにいるということに変わりがないと自らに言い聞かせながら懸命に生きている『Kanta Canta La Vita』です。こんにちは。

今回引っ越した家は、前回の家に比べやや郊外にあり、Cinetecaまでは歩いて40分くらいかかります。大学にはその分近づいたわけですが、残念ながら今の僕にとってもっとも大事なのはcinetecaに近くある、ということなので、今回の引越しはあまり喜べないもののように思われました。しかし、ここでもまた僕の幸運は発揮されました。前回の家からの同居人EMMA(今回の家も彼女の持ち家です)の息子が自転車を貸してくれるとのこと。ボローニャのみならずイタリアならどこでも自転車泥棒はうようよいるのでかなり心配ではありますが、納屋にしまいこんでたものらしいので、僕の好きに出来そうなのが嬉しいです。自転車さえ手に入ってしまえば、今の家はすごくきれいだし、水とお湯はたくさん出るし、近くに市場やスーパーはたくさんあるし、眺めはいいし、言うことなしです。あえて挙げれば家賃がやや高いのでここもそう長くは住まないとは思うのですが、落ち着いて年が越せそうです。

日本では、あと数時間で、僕のパートナーの誕生日12月21日です。何も用意していない僕を彼女は許してくれるのでしょうか。結果報告はまた来週火曜日に!!


追記。
こんな一週間毎の報告は、僕の目指しているブログとは違います。イタリア(ボローニャ)のちょっとしたこと、観た映画、参加した授業、逢った人々、食べたもの、そういう小さなことをたくさん集めたブログにしたいと考えています。まだ、イタリアに来て一ヶ月。全てはクリスマスと年末年始のお祭りムードが消える(であろう)1月から!!
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by kantacantalavita | 2005-12-20 22:13 | 親愛なる日記 | Comments(3)
2005年 12月 13日

どうやら問題は山積みのようで。

昨日、奨学金の小切手が銀行に届いたとのことで、先ほどサインをしてきました。恐ろしいことに、換金できるまでにはまだ時間がかかるとの事です。しかも、換金できたとしても、周りの日本人が不思議がるくらいに僕のビザ受給は変則的であったらしく、当然もらっているべき書類が僕の手許にはありません。これがないと滞在許可証が申請できないという恐ろしい情報もあり、クリスマスどころではありません。

どうも、そんな状況下にある『Kanta Canta La Vita』です。

皆様いかがお過ごしでしょうか。日本では凶悪犯罪が頻発しているとの事。イタリアでも幼児殺害のニュースは絶えません。

30分ほど前からこの無料ネットポイントに来ておりますが、自宅に同居人のおばあちゃんの妹が来てまして、一緒に手作りタリアテッレを食べながら談笑(ほとんど彼女らがしゃべってるのですが。なんせ彼女らは泣く子も黙るナポリ人。)していたら、危うく一週間に一回のこのブログ更新の機会を逃すところでした。飯は完全にうまかったのですが、コーヒーを飲み損ねてしまって、やや眠いです。1時間後に迫る授業が思いやられます。

もう一度繰り返しますが、今この瞬間僕が生きていられるのは周りの全ての人々の善意のおかげです。善意という種に善意という土かかけ、善意の芽が生え、善意の陽が降り注ぎ、善意の木になり、そこに実っているのが今の僕なのです。この実はいつ熟すのでしょう。Chi sa!!

情けないことではありますが、疑いようもない事実です。直接伝えてもいますが、ここでも、ありがとうございます。



にしても、自惚れるわけではありませんが、どうやら僕のこの顔は一部のイタリア人に好印象を与えるようです。少なくとも理不尽に人を苛立たせる顔ではないようです。印象が良かったから同居人は僕を拾ってくれたとの事ですし、その妹も「良い奴であることは最初に会った時から判ってたわ。」なんて言ってます。驚いたものです。

あ、デジカメを落として壊してしまいました。しかし、叩いたり、突付いたりしていたらどうにか直ったようです。早く写真を掲載したいです。年明けには新年の挨拶も兼ねて、一度まとめておさらい的に載せたいものです。

では、また来週。

あ、この一ヶ月間で、長短編あわせて、24本の映画を観ました。お金がないので、授業後の無料上映に参加したり、学生割引作品ばかり観てましたが、ブラジルの60年代の映画とか、イタリアドキュメンタリー映画とか、かなり興味深かったです。イタリア語で観るジャームッシュの『デッド・マン』もなかなかですよ。
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by kantacantalavita | 2005-12-13 22:14 | 親愛なる日記 | Comments(5)
2005年 12月 06日

イタリアに来て2週間。

皆様お元気でしょうか。一週間に一回しか更新しない『Kanta Canta La Vita』オーナーKantaです。

遠く離れた日本で、このブログを見てくれている人がいると思うと、インターネットという、在って無いような物に感謝してしまう今日この頃です。

12月になってボローニャはクリスマスモードに入り、どこか知らん、皆浮き足立っている雰囲気が漂っていますが、勉強に専念している今の私には関係の無いことなので、早く年が明けて暮れればよいのにと、恨み言を胸のうちに秘め生きております。

何とか幸運に恵まれて見つけた家は15日までに出ることになりました。家の主の別の持ち家に移ります。cinetecaから離れてしまうのが悲しいですが、諸事情から今の私には文句を言うことさえできません。まあ何とかなるでしょう。

月曜から水曜は午前中からcineteca付属の図書館に通い14時くらいまで勉強し、あるいは映画を観、15時からは映画保存の授業に参加しています。映画保存といっても今のところはイタリア映画史の一番最初の部分の講義で、かつて『La Storia del Cinema Italiano(イタリア映画史)』という4巻本の翻訳に挑戦し、最初、すなわちイタリア映画史の始まりで挫折した経験を持つ私には非常に興味深い講義です。木曜と金曜は終日図書館で過ごし、というのもこの図書館、静かで、人は少なくて、映画の本がぎっしりですし、持ち込みのパソコンは使えるし、ローマ字でならネットができるし、ビデオは観れるし、司書は親切だし、と最高の場所だからです。今のところまだ二回しか行ってませんが、夜は隣で格安で映画が観れますしね。

日曜は掃除したり、散歩したりして過ごしてます。まあ、実質まだ一回だけですけどね、日曜は。


などと書きましたが、正直いろんなことに追われて、あるいはいろんなことを追いかけて生きてまして、このような規則的な生活は書いたほどには実行できていません。ひとつの理想とお受け取りいただければ幸いです。

まあ、まだ二週間しかたっていないことを思えば順調に暮らしているのではないでしょうか、今の私。奨学金を受け取れないことと、それに付随するあれやこれやを除けばですけどね。

そんな日々です。

年末までにあと一回は更新できるでしょうか。写真を早く掲載したいものです。あと、授業の報告も。たぶん。
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by kantacantalavita | 2005-12-06 21:06 | 親愛なる日記 | Comments(3)
2005年 12月 01日

生きてます

いろんな事柄がいろんな風に絡み合っているのは出発前からのことですが、今ボローニャに着いて思うのは、やはりこの混乱の大元は奨学金が届かないことなのでしょう。どこにどのようにして届くのかさえ分からない状況です。シカゴにいるコーディネーターとやらはやたら休みたがります。何がサンクス・ギヴィング・デイだ。勤労感謝の日は働いている人に与えられるものであって、働かざるもの休むべからず、今この意味がよく分かるような気がします。

なんか、イタリアに来て最初の日本語での更新なのに、愚痴っぽくて申し訳ないです。このブログ上で知り合ったnodakoさんの家に来ています。荷物を置かせてくれたり、食事に誘ってくれたり彼女無しには、僕のイタリア生活は始まらなかったと思います。心からのありがとう。ありがとう。


いろんな巡り合わせと運とによって何とか生きています。この10日間、ずいぶん濃かったですよ。
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by kantacantalavita | 2005-12-01 02:01 | 親愛なる日記 | Comments(8)