KANTA CANTA LA VITA

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2007年 12月 30日

I want to be happy...

e0017332_6354880.jpg大変な1年になる気がする来年の前の年の、その年末です。簡単な言葉に言い換えれば、もうすぐあらゆる可能性を含んだ来年がやってきますね。来年早々には、ミスタードーナッツがオールドファッションを含む数点のドーナッツを値上げするそうです。オールドファッションなんか、11円も上がるそうじゃないですか。オールドファッション幹太の名でコラムを書く僕にとっては気が気でない未来の現実的象徴的表れじゃないかと、マレー熊マサシの如く頭を抱える日々です、『Kanta Canta La Vita』です。ODCのコラムが落ち続ける日々をここに謝罪しなければなりません。


"9.5mm厚のPC内蔵型DVDスーパーマルチドライブ機能付きBlu-ray Discドライブ"
 
パナソニックコミュニケーションズは27日、従来の12.7mmから9.5mmにまで薄型化を実現したパソコン内蔵型Blu-ray Discドライブのサンプル出荷を開始した。
 同ドライブは、薄型化と駆動感度を両立したレンズアクチュエータや薄型球面収差補正機構、小型光学構成といった同社独自の機能を採用することにより、BD-R/BD-RE共2倍速での記録、再生を実現したほか、BD-R DL(2層・50GB)/BD-RE DL(2層・50GB)の記録と再生にも対応する。さらに、今後発売が予定されている有機色素系BDメディアにも対応予定だ。このほか、8倍速でのDVD-R/+Rへの記録が可能なDVDスーパーマルチドライブ機能も搭載されている。
(12月28日14時6分配信  RBB TODAYより)


数字に反応してしまいましたが、新しい方でしたか。デジタルの世界はとどまることを知らないようです。同じ9.5mmでも、僕にとっては、古い方の9.5mm、とどまることを知っている9.5mm、もう変わることのない9.5mm、9.5mmであるものが9.5mmでなくなるということがフィルムの劣化を意味する9.5mm、すなわちパテベビーのフィルムこそが9.5mmです。少なくとも今はこっちに興味を持っています。「変わらないものは変わらないのに、変わるものは変わる」。流動的である予感がぬぐえない来年を目前にして、希望と不安の間で揺れる日々はいつまで続くのでしょう。果てしない高速度進歩も耐え難いものがありますが、僕の抱える問題は別次元で深刻です。

今朝の朝刊には、先日亡くなったジャズ・ピアニスト、オスカー・ピーターソンについての引用が載せられていました。

「うまいピアニストは多いが、彼は聴く人を無条件で幸せにしてくれた」


同業のピアニストの言葉だそうです。ならば、ここは、他力本願であることには目をつぶって、オスカーに幸せを分けてもらいましょう。

「それでは聴いてください。Verve Jazz Masters 37(Oscar Peterson)収録、"I want to be happy"。」



…幸せになってやる!
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by kantacantalavita | 2007-12-30 06:31 | 親愛なる日記 | Comments(0)
2007年 12月 19日

﨟たしアナベル・リイ総毛立ちつ身まかりつ、あるいは『Kanta Canta La Vita』方法論

読みたい本と読むべき本はたまる一方です、『Kanta Canta La Vita』です。大江健三郎の最新作は、映画と関係があるみたいですね。

以前、当ブログのかなり好意的な読者のひとりから、「大江的に読みにくい文章だね」と評されたことがあります。長ったらしくて、何が言いたいかわからない、と。果たしてそれが、ほめてるのかけなしているのかは別として、また大江健三郎の文章にある様々なものが僕のには致命的に欠けているという差はあるとしても、実はその批評がうれしくて、まともな文章が書けなくなるほどに習慣的に文章の脱臼を試み、どこか知らん、もや~とした雰囲気が出ればいいなあと思って書き始めたことも思い出したりしています。実際問題として、論文や報告書などを書く際に、わかりやすい文章を書く力が圧倒的に未熟なわが表現力に直面し、冷や汗をかくこともしばしばですが、せめてブログやコラムは好き勝手にしようと。大江健三郎の作法、さらには対象との接近の仕方が、ぼくのそれらとは大いに違っているとはいえ、「大江的」という批評は素直に喜んでいたのでした、さっきまでは。

しかし。

今日の新聞にも大江さんは寄稿しているのだけれども、これは比較の次元ではないですね。比べられることは、ある意味恥ずかしいことだぞ。今こうしてキーボードを叩く指も具体的に戦慄します。

たぶん、ばれているとは思いますが、僕はコラムを書くとき、こういうことを書きたいとか、これが俺の主張だから皆の者心して聞けとか、そんなことを考えてはいません。書くことのリストやら章立てやらを作ることさえ、ほとんどしません。そもそも強烈な主張をひけらかしたり、世の中のありとあらゆるものに怒りの声を上げたりするタイプではなく、何より明確な意思を持っていない場合が多いのです。それでも、何かを書くことは楽しい。書く材料を生活に見つけようとする努力、それ自体が楽しい。

キーを打つ指と脳みそを最短距離で結んで、言葉を思いつくままに並べていく、出来上がったものを読み直してひどすぎるところには手を加える、これが今のやり方です。それで結果的に、時空を超越するアンゲロプロスの長廻しみたいな文章になればいいなあと、アンゲロプロスが練りに練って映画を作っているであろうことを度外視して、夢でも見るように思っているわけです。論文執筆で行き詰まりを見せる最近になって、ブログへの投稿が増えているのは、そういうやり方を楽しんでいて、それでいくらか脳みそが柔らかくなる、そんな理由からなのです。

ああ、いろんなことを放り投げて本を読みたい、映画を見たい。
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by kantacantalavita | 2007-12-19 07:07 | 親愛なる日記 | Comments(0)
2007年 12月 18日

電脳世界の『Kanta Canta La Vita』

来年はこのブログももう少しバージョンアップしたいと思っています、『Kanta Canta La Vita』です。年末ですね。

2005年7月の開設から、じき2年半を迎えます。先日、総来訪者数が15000名を超えました。ブログの女王らやカリスマ主婦たちのそれに比べれば、そりゃ取るに足らん数字ですが、戯言ブログの一般人オーナーとしては、信じられない数字です。750の記事に対して15000回のヒットですから、ひとつひとつを20人の人に見てもらっているといると考えることもできます。これはすごいことです。僕に限りなく近い20人が、繰り返し見てくれているということも十分考えられますけど。

2年以上も続けていると、当然書いた文字の総量も増え、それに伴って単語の数も増えるわけで、その分、検索にも引っかかりやすくなったみたいです。Googleに限って言えば、いくらでもいるであろう"Kanta"は、そのかなり早い段階で出てきますし、"クリスティーヌ・カウフマン"やら"Vittorio De Seta(あるいはヴィットリオ・デ・セータ)"やら、"Future Film Festival"やら"ルッツァーラ"(これは当然と言えば当然ですけど)やらも同様で、"Cineteca Bologna"はオフィシャルの次、"Gennaro Ivan Gattuso"なんか、ガットゥーゾのオフィシャルサイトとウィキペディアに次いで、3番目ですからね。えらいことになってます。どうしようもない、愚駄愚駄(ぐだぐだ)な文章なんですけどねえ。

とにかく、皆様ありがとうございます。今は春に花咲くために、自らの内側でエネルギーを高めております。もうじき爆発しますので、しばしお待ちを(これは自分に言い聞かせていることは言うまでもありません)。
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by kantacantalavita | 2007-12-18 06:25 | 親愛なる日記 | Comments(0)
2007年 12月 17日

ジェンナーロ・イヴァン・ガットゥーゾ、あるいはringhioとしてのGennaro Ivan Gattuso(その5)

e0017332_6332545.jpg画面に彼がちょっとでも映るたび、発情でもしたかのように、ガウガウガウガウと吠えていました、『Kanta Canta La Vita』です。ガットゥーゾの愛称リンギオは犬などのうなり声のことです。(画像はリンギオと一切関係ありません。が、彼の演技は完璧ですね。ほれ込んでいます)

とはいっても今回のガットゥーゾ、カメラに嫌われてましたね。いつもどおり駆け回ってはいましたが、カカとかインザーギとかマルディーニとかセードルフとかピルロとかネスタにばっかり光が当たっている印象を受けました。映ったかと思えば、相手選手に抜かれたりする場面だったり、ということも少なくありませんでした。のみならず、怪我?で途中交替。足を痛めたシーンでようやく、この日一番の大映しになったのに、ピンボケで、まったく表情がわからない。フォーカス送りの劇的効果かと思ったら、ピントが合う前に次のショットに切り替わってしまいました。彼の心境はいざ知らん、乙女のようなおっさんの心はくすぶったままです。試合前、「もうこれっきりだ。終わりにしよう…」、そう密かに別れを決めていたのに。満たされぬこの思い。

まあ、日本で大人気になってしまうのも、どこかしら恋人を奪われるような気がしますから、ガットゥーゾはいつまでも僕のもの、そう思えば、これはこれで良かったのか知らん。なんて思ってる人、多いかも知れませんね。
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by kantacantalavita | 2007-12-17 02:54 | 親愛なる日記 | Comments(0)
2007年 12月 16日

ジェンナーロ・イヴァン・ガットゥーゾ、あるいはringhioとしてのGennaro Ivan Gattuso(その4)

結局、イタリアに暮らしている間に、イタリアの狂犬ジェンナーロ・イヴァン・ガットゥーゾからのメールが届いたのは、彼らがヨーロッパ・チャンピオンになった時だけでした、『Kanta Canta La Vita』です。さびしかったです。

もうすっかり愛想を尽かしたつもりだったのに、いざ、テレビの画面に彼の熱き眼を見出すと…、もうだめです、乙女のようなおっさんの心(詳しくはコチラ)は再び燃え上がります。

吠えろガットゥーゾ! ミランの選手だけは怪我させないでね。
走れガットゥーゾ! 陵南高校の田岡監督なら言うでしょう、「なぜそこにガットゥーゾがいる!?」


今晩が楽しみです。

がんばれガットゥーゾ! 僕はまた聞きたい。実況のアナウンサーが興奮して叫ぶのを。
"C'È DAPPERTUTTO GATTUSO!! (あちこちにガットゥーゾがいる!!)"

いつまでも君の姿を見ていたい。だから…、だから、興奮のあまり、パンツまで脱いで、放送禁止にならないでね。
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by kantacantalavita | 2007-12-16 07:03 | 親愛なる日記 | Comments(0)
2007年 12月 15日

『鉄路の白薔薇』か「イバラの路」か

完全に寝坊しました『Kanta Canta La Vita』です。

京都近代美術館でのアベル・ガンス作品『鉄路の白薔薇』の上映に行くつもりで、前売り券まで購入して、そして寝坊。仮に、疲れた体を引きずり、眠たい目をこすりながら行っても、作品がそれを叩き起こしてくれる予感はあったのですが、向こう、つまり作品とその上映がしっかり準備をして待っていてくれるのですから、こちらもそれに備えるのが礼儀だとか訳のわからないことを言って、朝10時過ぎに布団に入ってしまったのがコトの始まりで、目覚ましを掛ける必要はないだろうと自らを買いかぶったのがコトの終わりで、つまりは運の尽き。上映中の居眠りを恐れて、仮眠を取ったら寝坊するという、本末転倒の極みです。

日々の疲れがこういう形で出てしまうと、本当に滅入ってしまいます。余計疲れます。アベル・ガンスについての野望の始まりがこれでは、先が思いやられます。
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by kantacantalavita | 2007-12-15 18:11 | 親愛なる日記 | Comments(0)
2007年 12月 15日

プリントアウト。

安いプリンターを使っています、『Kanta Canta La Vita』です。

安いからだと思うのですが、僕のプリンターは仕事が遅いです。昨日も、これまで書き溜めたものをまとめてプリントアウトしたのですが、びっくりするほどののんびりさ加減。散らかり放題だった部屋の片づけができてしまったほどです。

ところが一番の問題は、彼の仕事振りではなく、僕の仕事にあったようです。プリンターが、インクという血を吐き、動作音といううめき声を上げて形を与えた僕の思考を、他ならぬ僕が、読みながら居眠りをしてしまいました。こいつは非常に良くない。執筆者が自ら眠ってしまうような文章を誰が楽しむというのでしょう。

どうやら今の僕には、わずか数千円の安プリンターに対してさえ、文句をいう資格はないようです。
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by kantacantalavita | 2007-12-15 01:56 | 親愛なる日記 | Comments(0)
2007年 12月 03日

メルマガに初めて記事を投稿をしました。

何かと毎日ドキドキしています『Kanta Canta La Vita』です。基本的に臆病で小心者です。

イタリアから帰って、留学前にも会員だった映画保存協会(Film Preservation Society、通称FPS)に再入会しました。ほとんどまったく具体的な活動に参加できておりませんが、今回初めて、協会発行のメールマガジンに寄稿させていただきました。先日大阪で、映画におけるデジタルの活用についての研修会に参加しまして、そのときの報告です。来年は何かしらの活動を関西から発信したいなあと考えています。

『Kanta Canta La Vita』が本名で初投稿した映画保存協会メールマガジン「メルマガFPS」最新30号と購読登録はコチラからどうぞ。もちろん登録/購読はいずれも無料です。
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by kantacantalavita | 2007-12-03 06:21 | 親愛なる日記 | Comments(0)