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KANTA CANTA LA VITA

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2007年 03月 05日

国外旅行と豚への敬意。

人が来ては去っていく日々は続いています、『KANTA CANTA LA VITA』です。

昨日、古い友人が帰って行きました。彼とはフィレンツェとサン・マリノをうろつきました。

フィレンツェは卒業シーズン真っ盛りの日本がそこにはあって、ややうんざりもしましたが、皆それぞれに楽しそうにはしゃいでいたからまあ良いかと思いますし、何より6年前のフィレンツェでの生活で通いつめた総菜屋が健在だったことが僕を喜ばせました。ロンドンで社会人をしている友人(年上)に、(うまいとは言え出来合いの)惣菜を教会脇の階段に座って食べさせるという、貧乏学生的イタリア旅行を体験させてしまいましたが、果たして喜んでくれたでしょうか。

サン・マリノは家から3時間ほどのところにある世界で5番目に小さい国で、いつかは行こうと思ってて伸び伸びになっていたところです。こんなことでもなければあるいは行かなかったかも知れないので良い機会でした。暑いくらいの日差しとややかすんだ晴天が春の訪れを感じさせます。行きの列車はボローニャの東に広がる平野の風景と時々車内に立ち込める家畜の臭いを楽しみ、「国際線」のバスに乗り換えたリミニ周辺も国境越えの瞬間を含めて楽しみ、入国後(審査はないけど、イタリア滞在許可証更新審査待ちの身にはそういうことも気になるのです)も、「これから本当にあすこに行くのか」と目を疑う風景を楽しみました。楽しむのは得意なようです。さて、サンマリノはどうやらシーズン・オフだったらしく、近郊最大の街リミニが夏のリゾート地なのだから考えればすぐにわかることなのですが、ただその人の少なさがとてもうれしくて、前日のフィレンツェで人込みに疲れていたこともあり、生来田舎モノですし、時間も空間も異なる何か知らんのとんでもないところに来てしまったような、取り残された町(国だ)の取り残された人々になったような雰囲気が素敵でした。なんならあまりのひと気のなさに異常興奮していたとも言えるかも知れません。かろうじて開いていた何軒かの土産物屋を冷やかし、3つある塔のうちの2つを外から(入場料をけちった)観て、冬のアドリア海を遠くに臨み、変わった地形の山々を堪能し、サン・マリノのワインを買って、ワイン屋のおっさんと薄毛とアルコールとエロの話をこっそりして、禁煙じゃないのか知らん(イタリアの喫茶店、飲み屋は全面禁煙です)がたまたまそこにいた店員の知人が店内で煙草を吸ってるバールでコーヒーを飲んで、リミニに帰りました。滞在時間3時間の国外旅行でしたが、バスは1時間半に1本でそれを逃すと現実的にボローニャに到着するのが遅くなってしまうのでさっさと帰ったわけで、結局のところそれくらいのところなのだとも言えるかも知れません。それでも、僕なりのやり方でだったとは言え楽しんだサン・マリノの名誉のため、3月初旬のサンマリノは一度は訪れるに値すると付け加えましょう。

リミニの市場で夜のお酒のつまみを買いました。生ハムの包装紙が過激だったので他の画像と載せておきます。

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by kantacantalavita | 2007-03-05 00:50 | 日々の写真


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